■2015年04月28日(火)08:55
朗報!!!
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┌───────今日の注目の人─────────┐
「目の不調を解消する簡単エクササイズ」
今野清志(日本リバース院長)
※『致知』2015年5月号 連載「大自然と体心」より
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目の不調の一番のもとは血流障害です。
これはストレスなどによって自律神経が失調をきたし、 胃腸の蠕動運動がきちんと行われなくなることに起因します。
血流が不足すると、目の角膜や水晶体に栄養を与える眼房水の生産量が、 正常時の四割から5割に減り、栄養不足が続くことで目の異常が引き起こされます。
目の不調というと、その原因を目にばかり求めがちですが、 実は自律神経や内臓など、体全体の健康状態と深く関わっているのです。
血流障害は酸素不足も引き起こします。 私たちの体を形づくる60兆の細胞はすべて 血液によって供給される酸素をエネルギー源としており、 1日10万回以上の眼筋運動を繰り返す目は酸欠の影響を大きく受けるのです。
最近は仕事でパソコンを使う人や、スマホやゲームに熱中する人が多くなりましたが、 長時間画面に集中していると姿勢が悪くなりがちです。
私たちは通常、1回の呼吸で450〜500cc空気を吸い込みますが、 悪い姿勢で呼吸をするとその量が5分の1くらいに減ってしまい、 目に供給しなければならない酸素が激減してしまうのです。
おまけに長時間同じ姿勢を続けることで血行が悪くなり、 画面が発する光の刺激を受け続けることも重なり、 目にきわめて過酷な状況を強いているのです。
窓を閉め切って空調を効かせたオフィス環境も、 目の負担になっています。
ドライアイが酷く、助けを求めてこられた患者さんの勤めているオフィスは、 空気が乾燥し、本来なら40〜60%は必要な湿度が13%しかないとのことでした。
いまの時代、自分のデスクに植物や加湿器を置くなど、 自己防衛は不可欠といえます。
私はかつて大学の医学部で研究を重ねる中で予防医学の重要性を痛感し、 中医学を修めて整体治療院を開業しました。
当初は目に特化した治療を行っていたわけではありませんでしたが、 低血糖症の治療を施していたある20代の患者さんが、 施術後、周りのものにぶつかりながら歩くのを見て事情を聞いてみると、 網膜色素変性症で視力が0・01以下になり、 視野狭窄を起こしているとのことでした。
有名な眼科医をいくつも紹介しましたが、 一向に改善の見通しが立たないため、 こうなったら自分が治してあげようと決意しました。
知人が扱っていた健康機器をヒントに独自の施術を試したところ、 初回の施術の直後にその患者さんは、「あっ、時計!」と、 それまで見えていなかった壁の時計を指さして叫んだのです。
翌日の施術後には針が動いているのも分かるようになり、 短期間で視野も視力も大きく改善しました。
それを機に試行錯誤を重ねて確立した目のエクササイズは、 特別な器具も必要なく、目のトラブルの大きな要因である 血流障害と酸素不足を解消できます。
毎日歯を磨いたり、顔を洗ったりするのと同じような感覚で、 日常生活の中で簡単に継続できるのがこのエクササイズの特長です。
具体的方法は以下のとおりです・・・
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※この続きは『致知』2015年5月号 P132〜134をご一読ください。 | | |